第2回 国際SFシンポジウム 【東京大会】 (2013.07.27) #ISFS2

2013年7月27日(土) | 城西国際大学 紀尾井町キャンパス

終了しました
  • 日時:2013年7月27日(土)開場14:30pm、開演15:00pm (~18:30pm)
  • 演題:21世紀SFの夢 ―― 翻訳、日本、惑星的想像力
  • 場所:城西国際大学 紀尾井町キャンパス
    〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-26 [GoogleMap]
    地下鉄有楽町線 麹町駅1番出口より徒歩3分
  • 入場:無料
  • 参加方法:予約不要、参加自由
  • 言語:日英同時通訳
  • 会場担当:中尾玲一(城西国際大学客員助教)

タイムテーブル

  時間 司会・出演
開会宣言 15:00 - 15:15 東野司(SF作家/第17代日本SF作家クラブ会長/日本SF作家クラブ50周年実行委員長)
第1部
「世界の中のSF翻訳」
15:15 - 16:30 総合司会:増田まもる
司会:デイナ・ルイス
出演:沼野充義、高野史緒、新島進、増田まもる
休憩(15分)
第2部
「歴史、日本、この不思議な地球」
16:45 - 18:15 司会:巽孝之
出演:パオロ・バチガルピ、パット・マーフィー、呉岩、ドゥニ・タヤンディエー、夢枕獏、谷甲州

シンポジウムゲスト講師プロフィール

パオロ・バチガルピ

パオロ・バチガルピ(Paolo Bacigalupi)

アメリカの新鋭SF作家。ネビュラ賞、ヒューゴー賞、ローカス賞、ジョン・W・キャンベル記念賞などのSF文学賞を受賞したThe Windup Girl(2009)は『ねじまき少女』として日本でも翻訳刊行され、2012年の星雲賞を受賞。現在『ねじまき少女』の他、『第六ポンプ』『シップブレイカー』などの作品が翻訳刊行され、ウィリアム・ギブスン以来の才能として広く人気を博している。
パオロ・バチガルピ氏のホームページ

パット・マーフィー(Pat Murphy)

パット・マーフィー(Pat Murphy)

アメリカのSF・ファンタジー作家。『落ちゆく女』で1987年度ネビュラ賞を受賞、「恋するレイチェル」で1988年度シオドア・スタージョン記念賞、ネビュラ賞を受賞。浅倉久志訳『ノービットの冒険』は、今年2013年12月に第2部が上映される映画『ホビット』の原作、J・R・Rトールキン『ホビットの冒険』をSFに移し変えたパスティーシュ作品で、SF・ファンタジー双方のファンから愛されている。ジェンダーSFに与えられる唯一の年次文学賞ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞設立発起人。

呉 岩(Wo Yan)

呉 岩(Yan Wu)

中国のSF作家。中国で初めてSFファンダムを作り、また、SF創作を大学教育過程に組み込むなど、中国SFの牽引者として活躍中。また北米を代表するSF学術誌<SCIENCE FICTION STUDIES>2013年3月号で中国SF特集の編集を行うなど、中国のSFシーンと海外を繋ぐ原動力としても世界から注目を集めている。現在、国際中国SF協会会長。

ドゥニ・タヤンディエー

ドゥニ・タヤンディエー(Denis Taillandier)

フランスの日本文学研究者。立命館大学嘱託講師、追手門大学非常勤講師。「日本SF入門」を担当。第8回日本SF評論賞応募作「荒巻義雄の「プヨブヨ工学」SF、シュルレアリスム、そしてナノテクノロジーのイマジネーション」で選考委員特別賞を受賞。

東京大会出演者紹介

沼野充義

沼野充義(ぬまの・みつよし)

文芸批評家、ロシア・ポーランド文学翻訳家、東京大学教授(スラヴ語スラヴ文学・現代文芸論)、2009年より日本ロシア文学会会長。専門的な関心のある領域は、近代スラヴ(特にロシア・ポーランド)文学、現代日本文学、比較世界文学、ロシア東欧の幻想文学・SF。主な著書に『夢に見られて―ロシア・ポーランドの幻想文学』(作品社、1990年)、『スラヴの真空』(自由国民社、1993年)、『徹夜の塊 亡命文学論』(作品社、2002年、第 24回サントリー学芸賞芸術・文学部門賞)、『徹夜の塊 ユートピア文学論』(作品社、2003年、第 55回読売文学賞)、『世界文学から/世界文学へ 文芸時評の塊 1993- 2011』(作品社、2012年)など。またスタニスラフ・レム(『ソラリス』)、ウラジーミル・ナボコフ(『賜物』)、アレクサンドル・グリーン、ヨシフ・ブロツキーなどを日本語に翻訳している。

高野史緒

高野史緒(たかの・ふみお)

茨城大学卒、お茶の水女子大学人文科学研究科修士課程修了。1995年、第6回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作『ムジカ・マキーナ』でデビュー。著書に『アイオーン』、『赤い星』など。編著に『時間はだれも待ってくれない 21世紀東欧SF・ファンタスチカ傑作集』(東京創元社)がある。 2012年、ロシアの文豪ドストエフスキー作『カラマーゾフの兄弟』の続編に挑戦したミステリー小説『カラマーゾフの妹』では第58回江戸川乱歩賞を受賞。西洋史からロシア・東欧文学まで造詣が深い。
高野史緒氏のホームページ

新島進

新島進(にいじま・すすむ)

慶應義塾大学准教授。フランス文学者。「日本ジュール・ヴェルヌ研究会」創立者のひとり。編著書に『ジュール・ヴェルヌが描いた横浜――「八十日間世界一周」の世界』(慶應義塾大学出版会)。訳書にレーモン・ルーセル『額の星 無数の太陽』(共訳、人文書院)、ジャック・ボドゥ『SF文学』(白水社)、レーモン・クノー『青い花』(水声社)ほか。近刊の翻訳書にミシェル・カルージュ『独身者機械』(東洋書林)がある。

夢枕獏

夢枕獏(ゆめまくら・ばく)

SF&ファンタジー作家。第8代日本SF作家クラブ会長。1977年に作家デビュー。 以後、『キマイラ』『サイコダイバー』『闇狩り師』『餓狼伝』『大帝の剣』『陰陽師』などのシリーズ作品を発表。1989年『上弦の月を喰べる獅子』(早川書房、1989年)で日本SF大賞、1998年『神々の山嶺』で柴田錬三郎賞を受賞。2011年『大江戸釣客伝』(講談社、2011年)で泉鏡花文学賞と舟橋聖一文学賞、さらに吉川英治文学賞と三冠に輝く。漫画化された作品では、『陰陽師』(漫画:岡野玲子)が第5回手塚治虫文化賞、『神々の山嶺』(漫画:谷口ジロー)が2001年文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞をそれぞれ受賞。映画化された作品は数多く、代表的なものだけでも『陰陽師』『陰陽師2』(東宝)、『大帝の剣』(東映)などがある。

谷甲州

谷甲州(たに・こうしゅう)

SF作家、山岳小説家。第13代日本SF作家クラブ会長。青年海外協力隊員としてネパール、国際協力事業団プロジェクト調整員としてフィリピンに勤務。1979年「137機動旅団」で奇想天外SF新人賞に佳作入選。1987年第18回星雲賞短編部門受賞(「火星鉄道19」)、1994年第25回星雲賞長篇部門受賞(『終わりなき索敵』 [早川書房、1993年 ])、2007年第38回星雲賞長篇部門受賞(『日本沈没第二部』 [小学館、2006年 ]小松左京と共著)。1996年『白き嶺の男』(集英社、1995年)で新田次郎文学賞受賞。

司会者紹介

巽孝之

巽孝之(たつみ・たかゆき)

SF評論家。慶應義塾大学文学部教授。第2回国際SFシンポジウム実行委員長。主著に『サイバーパンク・アメリカ』(勁草書房、1988年度日米友好基金アメリカ研究図書賞)、『「2001年宇宙の旅」講義』(平凡社新書、2001年)、Full Metal Apache (Durham: Duke UP, 2006、 2010年度IAFA [国際幻想芸術学会]学術部門賞)ほか。編著に『日本SF論争史』(勁草書房、2000年、第21回日本SF大賞)、編訳書にダナ・ハラウェイ他『サイボーグ・フェミニズム』(トレヴィル/水声社、1991年/2001年、第2回日本翻訳大賞思想部門賞)ほか多数。

デイナ・ルイス

デイナ・ルイス(Dana Lewis)

翻訳家。1992年よりアメリカSF作家協会会員。日米において『ニューズウィーク』誌で活躍し、翻訳では筒井康隆「佇むひと」「アフリカの爆弾」「おれに関する噂」、山野浩一「鳥はいまどこを飛ぶか?」、河野典生「トリケラトプス」「光」、半村良「ボール箱」、高千穂遙『ダーテイペアの大冒険』『独裁者の遺産』、菅浩江「そばかすのフィギュア」のほかなど傑作を厳選し北米では『オムニ』、英国では『インターゾーン』など一流誌に訳載。マンガ、アニメも数多くを手がける。北カリフォルニア日本協会会長。

総合司会者紹介兼 パネリスト

増田まもる

増田まもる(ますだ・まもる)

SF翻訳家。日本SF作家クラブ現事務局長。主な訳書にバラード『夢幻会社』『楽園への疾走』『千年紀の民』、マコーマック『パラダイス・モーテル』『隠し部屋を査察して』『ミステリウム』、マーティン『フィーヴァー・ドリーム』(以上、東京創元社)、バンクス『フィアサム・エンジン』、テッパー『女の国の門』(以上、早川書房)、コールダー『デッド・ガールズ』『デッド・ボーイズ』(以上、トレヴィル)など。

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