第3代会長 小松左京(奥様・小松克美さん)

歴代会長からのメッセージ

日本SF作家クラブ50周年、本当におめでとうございます。

日本SF作家クラブが出来た50年前は、まだSFはあまり世に知られていませんでした。

作家のお仕事というのは、一人黙々と原稿のます目を埋め続ける、はたで見ていても本当に孤独で大変な作業です。

孤独な仕事の上に、SFが認められない。そんなこともあってか、当時のSF作家の皆さんはお互い羨ましいほど仲が良く、SF作家クラブの会合の際は、小松は本当に浮き浮きと出かけていたのを今でもよく覚えています。

夫、小松左京は、昨年他界いたしましたが、最後までこの国と日本SF界の輝かしい未来を信じておりました。
そして大好きな日本SF作家クラブの創生にかかわれたことを生涯の誇りにしておりました。

今までの半世紀の蓄積を礎として、次のより素晴らしい半世紀にむかって、SF作家クラブの皆様がいつまでも人々に夢と警告を与える、想像力の水先案内人であり続けることを、心より期待しております。

小松克美