『ヨハネスブルグの天使たち』がハヤカワSFシリーズ Jコレクションより刊行

宮内悠介 著 | 2012年5月24日発売 | 早川書房

デビュー作『盤上の夜』に続く、日本SF大賞受賞第一作

『ヨハネスブルグの天使たち』 宮内悠介 著

伊藤計劃が幻視したヴィジョンを、 J・G・バラードの手法で描く 新鋭SF作家の話題の書!

9・11の現場からアフガンまで──世界5都市にて、日本製の機械人形の存在を通して人の行為の本質を抉り出す連作短篇集。

ヨハネスブルグに住む戦災孤児のスティーブとシェリルは、見捨てられた耐久試験場で何年も落下を続ける日本製のホビーロボット・DX9の一体を捕獲しようとするが──泥沼の内戦が続くアフリカの果てで、生き延びる道を模索する少年少女の行く末を描いた表題作、9・11テロの悪夢が甦る「ロワーサイドの幽霊たち」、アフガニスタンを放浪する日本人が"密室殺人"の謎を追う「ジャララバードの兵士たち」など、国境を超えて普及した日本製の玩具人形を媒介に人間の業と本質に迫り、国家・民族・宗教・戦争・言語の意味を問い直す連作5篇。才気煥発の新鋭作家による第2短篇集。

書誌データ