『カンパニュラの銀翼』

中里 友香 著 | 2012年10月24日発売 | 早川書房

第2回アガサ・クリスティー賞受賞作

1920年代後半の英国。  エリオットには秘密があった。  資産家の子息の替え玉として名門大学で学び、目が見えなくなった「血のつながらない妹」のため、実の兄のふりをして通いつめる日々。  そんなエリオットの元に、シグモンド・ヴェルティゴという見目麗しき一人の男が現れる。  《脱け出したくばね、必要なのは概念の改革だよ。エリオット・フォッセー》  もの憂い眩暈。純粋な美。エレガントな悪徳。高貴な血に潜んでいる病んだ「真実」  精緻な知に彩られた、めくるめく浪漫物語。(ハヤカワ・オンラインより)

「カンパニュラの銀翼」 中里 友香